ソフロロジー式分娩ってとっても素敵!実際の私の体験談です。
●ソフロロジー式分娩って何?
※「ソフロロジー」は出産に向けての心と体の準備
「ソフロロジー」とはヨガの呼吸法を用いて 意識的に筋肉の弛緩をはかりイメージトレーニングを行い、「陣痛、分娩」を「耐え難いもの、苦しいもの」としてとらえず、
「赤ちゃんに会うための大切なエネルギー、 赤ちゃんと一緒に乗り越える共同作業」としてとらえる方式です。
※ラマーズ法の呼吸法との違い
ヒッヒッフーで知られるラマーズ法は痛みを痛みとして 感じないようにまぎらわす方法であるのに対し、ソフロロジー法では痛みは痛みとして存在するが、 その痛みは赤ちゃんを授かるという大事な通過点だとして受け入れます。
また、心理面だけでなく陣痛の際に意識的に力を抜くことで 胎児と母体への負担を軽減する事が出来ます。
このように「ソフロロジー」とは出産に向けての 心と体の準備をする方式です。
●実際にすることは?
※ラマーズ法の呼吸法との違い
リラックスするための呼吸法を取り入れたイメージトレーニングを行います。私が出産した産院では、 母親学級でエクササイズやお産のための予備知識を学習し、
自宅でCDを聴きリラックス&イメージトレーニングを行いました。
CDに収録されたBGMはヒーリングのような穏やかな音楽と、 途中には鳥の鳴き声など自然の音が入り、
とてもリラックスできるものです。
そしてゆったりとした呼吸をし、 自分が過去にリラックスした経験を思い浮かべたり、
お腹の中にいる赤ちゃんをイメージしたり、 何年後かのわが子をイメージしたりしていきます。
大切なことは「陣痛は赤ちゃんが産まれる為の大切なエネルギーであり、
お母さんは赤ちゃんを助けるためになるべくリラックスして、 酸素をたくさん送ってあげる」
ということを忘れないことです。
●ソフロロジー式のメリット
※お産の「痛み」を最小限に
ソフロロジー式のメリットとして、 「痛み」の感じ方をかなり軽減できるというのが一番だと思います。事前のイメージトレーニングで不安や恐怖を取り除いておくと、 リラックスしてお産に臨むことができ、 無用な痛みを軽減できます。
やわらかい産道を赤ちゃんがゆっくり下りてくれば、
会陰の裂傷は少なくてすみ、痛みが減るだけでなく回復も早くなります。
また、リラックスをしているのでお産が長時間になっても 母子共に疲労が少なくてすみます。
赤ちゃんもきれいなピンク色で産まれてきてくれます。
では、実際のソフロロジー分娩はどうだった?ここからが体験談!
●ソフロロジー式分娩を終えて
陣痛の時は、CDの曲に合わせて呼吸ができて、
ゆっくり呼吸すると陣痛が和らいだような気がして気持ちにも余裕がありました。
お腹の赤ちゃんのことまでイメージでき、終わってから自分でも驚いたほどでした。
実際に赤ちゃんが降りてくるのを感じられ、
自分で子供を出産しましたという充実感のようなものがありました。
それになにより、赤ちゃんともうすぐ会えるという期待感のほうが強く、
陣痛の痛みもたいしたことないように感じられたことが一番印象に残っています。
なので、生まれた瞬間は、「やっと会えたね。がんばったね。みんな待ってたよ。」
という気持ちになりました。
会陰裂傷もなく、出産後スムーズに育児に移行できたのもこのソフロロジー分娩のおかげだと思います。
ソフロロジー式分娩で本当によかったです。
より良い出産にするために
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